危険物施設
簡易タンク貯蔵所とは?容量と設置時の注意点
簡易タンク貯蔵所の概要、容量の考え方、設置場所、火気管理、保安距離や消火設備を解説します。
簡易タンク貯蔵所の概要
簡易タンク貯蔵所とは、比較的小規模なタンクで危険物を貯蔵する施設です。工場や作業場で燃料や溶剤を限定的に保管する場合に検討されますが、指定数量以上を貯蔵する場合は施設基準を満たす必要があります。
設置時の注意
タンク容量、材質、転倒防止、通気、注入口、弁、漏えい時の受け皿や流出防止、周囲の火気管理を確認します。移動しやすい設備であっても、設置場所を明確にして管理します。
簡易タンク貯蔵所の固有の規制
| 規制項目 | 内容 |
|---|---|
| 容量・設置数 | 簡易タンクは小規模貯蔵を想定した施設であり、タンク容量、設置数、同一場所での合算数量を確認する。仮置き感覚で増設しない管理が必要。 |
| 転倒・移動防止 | タンクの転倒、移動、衝突、弁の破損を防ぐ。架台、固定、車両動線との分離、周囲の可燃物除去を確認する。 |
| 注入・払出し | 注入時の過充填、誤注入、漏えいを防ぐため、品名表示、受払手順、弁の閉止、消火器の配置を確認する。 |
保安距離
| 対象 | 距離 |
|---|---|
| タンク設置場所・周囲の火気設備・建築物 | 位置関係を個別確認 |
保有空地
| 指定数量の倍数 | 距離 |
|---|---|
| 屋外設置 | 1m以上 |
| 専用室内設置 | タンクと専用室の壁との間に0.5m以上 |
消火設備
| 種別 | 種類・内容 |
|---|---|
| 第5種 | 小型消火器、危険物に適した消火剤 |