移送取扱所とは?配管で危険物を送る施設

移送取扱所の概要、配管移送のリスク、漏えい検知、緊急遮断、圧力管理などの確認ポイントを解説します。

移送取扱所の概要

移送取扱所とは、配管その他の設備により危険物を移送する取扱所です。タンクから工場設備へ送る配管、事業所間を結ぶ配管など、危険物が連続的に流れる設備が対象になります。

配管設備の確認ポイント

配管材質、接合部、支持、腐食防止、圧力管理、弁、ポンプ、緊急遮断装置、漏えい検知設備を確認します。道路、河川、建築物、他設備との交差や近接がある場合は外部影響や点検性も重要です。

移送取扱所の固有の規制

規制項目内容
配管経路移送取扱所は配管等で危険物を移送する施設であり、配管経路、支持、接合部、弁、ポンプ、圧力条件を確認する。道路・河川・建築物との交差も重要。
漏えい検知・緊急遮断長い配管や見えにくい経路では漏えい発見が遅れやすい。漏えい検知、緊急遮断、圧力監視、異常時停止手順を設備と運用の両面で整える。
運転管理移送開始前の弁状態、送液先、受入可能量、ポンプ運転条件を確認する。誤送液、過圧、ホース・フランジ部の漏えいを想定して点検する。

保安距離

対象距離
配管経路・ポンプ室・弁・接続部位置関係を個別確認

保有空地

指定数量の倍数距離
地上配管(最大常用圧力0.3MPa未満)配管の両側に5m以上(工業専用地域はその3分の1)
地上配管(最大常用圧力0.3MPa以上1MPa未満)配管の両側に9m以上(工業専用地域はその3分の1)
地上配管(最大常用圧力1MPa以上)配管の両側に15m以上(工業専用地域はその3分の1)
移送基地構内の配管・保安上必要な措置を講じた場合個別確認

消火設備

種別種類・内容
第3種泡消火設備、粉末消火設備等
第5種消火器等