第4類の貯蔵および取扱上の注意

第4類危険物を貯蔵・取り扱う際の火気管理、換気、静電気対策、容器管理、漏えい対応を解説します。

着火源を徹底して管理する

第4類危険物は可燃性蒸気に着火して火災になるため、裸火、喫煙、火花、静電気、非防爆電気機器、加熱面を近づけないことが基本です。作業前には火気使用の有無、周辺工事、電気設備、接地の状態を確認します。

換気と密栓で蒸気をためない

容器は使用時以外は密栓し、保管場所は換気を確保します。蒸気は床面や低所へ流れるものが多いため、ピット、側溝、排水口、地下階への流入を防ぎます。臭気が弱くても、可燃性蒸気が存在する可能性を前提に扱います。

静電気対策を作業手順に入れる

移し替え、ろ過、撹拌、噴霧、ポンプ移送では静電気が発生しやすくなります。金属容器の接地、ボンディング、流速管理、樹脂容器の使用制限、帯電しにくい服装を作業標準に入れます。

漏えい時は流出防止を優先する

こぼれた場合は作業を止め、火気を停止し、換気と立入制限を行います。吸着材、土のう、防油堤、排水口閉止で拡散を防ぎ、必要に応じて119番通報や所轄消防署への連絡を行います。

第4類の取扱いチェック

項目確認ポイント
火気管理裸火、喫煙、火花、非防爆機器を近づけない
換気蒸気が低所に滞留しないよう排気する
静電気接地、ボンディング、流速管理を行う
容器適合容器を使い、密栓、転倒防止、表示を行う
漏えい吸着材、排水口閉止、通報手順を準備する